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looking upが「大切にしていること」~私たちが考える”働く”とは~

こんにちは! looking up株式会社の人事担当です。前回の記事では当社の理念や使命についてお伝えしましたが「実際に働くとどんな感じ?」と思う方もいるでしょう。そこで今回は、CEOの阿久津とCOOの田邊に、looking upが日々の行動で大切にしていること、私たちが考える”働く”ということについてざっくばらんに語ってもらいました。

MVVが”無い”会社?!

――本題に入る前に、話しておきたいことがあるそうですね?

田邊 一般的な企業、特にスタートアップではMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を掲げていることが多いものですが、当社にはMVVと呼ぶものはありません。

なぜかというと、ミッション、ビジョン……と言われてもすぐにピンと来ない人も多く、前提としてまずそれらの言葉の意味を説明する必要が出てきてしまうからです。それなら最初から、誰にでもわかる言葉で理念や行動指針を共有したほうがよいと私たちは考えています。
私たちが行動指針として掲げているのが、こちらの「大切にしていること」です。

大切にしていること
1.自分と向き合う
正しいと心から思う行動
何事も自分事
出来る理由を考える
   
2.かっこよくいる
シンプルに美しく
いらないプライドは捨てる
素直、誠実でいる
   
3.人を大切にする
感謝する
自分を大切にする
人を尊重する
   
4.好奇心を持ち続ける
一生学び続ける
ワクワクして創る
情熱を大切に
 

「大切にしていること」ガチ解説ディスカッション

――「大切にしていること」は具体的にどんな行動を指すのか、4項目それぞれについてお二人で語ってください!

1.自分と向き合う…正しいと心から思う行動/何事も自分事/出来る理由を考える

田邊 ”正しいと心から思う行動”は「困っている人がいたら助ける」のような人として当たり前のこと。 ”何事も自分事”は、どんなに些細なことでも自分が「主幹」になったつもりで行動できるかということです。

阿久津 仕事においても、プロダクトごとに担当を割り振ったりはしますが、みんなが「自分のプロダクト」だと捉えて制作に取り組んでほしいと思っています。

2.かっこよくいる…シンプルに美しく/いらないプライドは捨てる/素直、誠実でいる

田邊 ”シンプルに美しく”に関して、例えばプレゼンテーションなどでは、長々と説明するよりも端的に言ったほうが伝わりやすかったりしますよね。シンプルに美しくあることは、相手の納得を得ることにもつながります。

阿久津 開発の要件定義でも、つい多くの要素を盛り込もうとしがちですが、状況を俯瞰して本来の目的に立ち返ると、意外と必要な要件と不要な要件が整理できるものです。それがお客さまの真の要望に沿うものを作ることにもなります。

田邊 次に”いらないプライド”ですが、これは過去の実績にこだわるとか、社長だから偉いといったようなことです。

阿久津 それを捨てられずにいると「自分を傷つけたくない」という気持ちが肥大化し、やらない理由を探したり他者を批判したりするようになります。 それによって守れるものよりも、プライドを捨てることで得られるもののほうがずっと大きいはずです。

田邊 ”素直”は、例えば人から本を勧められたらすぐ読んでみる、教わったことはまずそのままやってみる、といった行動を指します。それで成長のチャンスが増え、相手への”誠実さ”にもつながります。

3.人を大切にする…感謝する/自分を大切にする/人を尊重する

田邊 人に喜ばれることをしたくても、他者が何をされたら嬉しいのかは考えてもわかりませんよね。だから「自分がされて嬉しいことを他者にもする」のが大事なわけですが、その第一歩として「自分が何をされたら嬉しいのか」をよく知ることが必要不可欠なんです。自分を大切に出来れば、人を大切に出来る。そうすると自然と感謝の気持ちも持てるはずです。

阿久津 仕事においても、お客さまやその先のお客さまに喜んでいただくために重要な考え方だと思います。

4.好奇心を持ち続ける…一生学び続ける/ワクワクして創る/情熱を大切に

阿久津 エンジニア業界では、次々に生まれる新たな技術をどんどん取り入れないと、お客さまに提供できる選択肢も増えません。せっかく覚えるなら楽しいほうがよいですし、楽しむことで周りに良い影響も与えらえます。

田邊 これも仕事に限らずで。例えば阿久津と私はよく釣りに行くのですが、あるスタッフは「自分はやったことがないので、連れて行ってくださいよ!」と言ってきたりします。大事なのは、やってみること、学ぶこと、それらを真剣に楽しむこと。仕事でも趣味でも「本気で遊べ!」というスタンスはすべてに共通しています。

成長していく仲間と過ごすのが楽しくてたまらない!

――「大切にしていること」を踏まえて、当社が考える”働く”とは?

田邊 「仕事=ツライもの」という考え方が世の中にはありますよね。私たちにもツライことはありますが、ツライの種類がぜんぜん違うんですよ。
例えば野球が大好きで野球部に入った高校生も、日々の腹筋や走り込みなんかはツライと感じるはずですよね。でも、だからといって野球を嫌いにはならず、むしろ好きだからこそやり切れる。私たちにとって仕事とは、それと同じなんです。部分的にツライことはあっても、あくまでもベースは「好きでやっている、楽しいこと」

――そんなに楽しめるのは、野球部でいえば「甲子園」のような目標があるからでしょうか?
阿久津 それはありますね。でもその目標は会社が与えるのではなく、個々が自ら持つものです。もちろん「このプロダクトが完成するまでみんなで頑張ろう!」と短期的な目標を共有することはありますが、働く目的やエンジニアとしての将来像は人それぞれですから。

田邊 そしてその各自の目標を、年2回の面談で経営側と共有しています。私たちがスタッフの目標を理解したうえで実現をサポートし、目標が見つからなければ一緒に考えるのです。その過程を通して私たちも一緒に成長できますし、成長していく仲間と過ごすのはとても楽しいんです!

プログラミングが好きならOK! 探求心旺盛なあなたを大歓迎

――最後に、当社にマッチする人物像について聞かせてください。

田邊 まずは先ほど話した「大切にしていること」を頭で理解するだけでなく実践しようという姿勢があると嬉しいですね。そして業務における自分の役割や求められていることを客観的に把握しつつ、ちゃんと内省も出来て「自分はなぜこの仕事がしたいのか」を理解している人は当社にマッチすると思います。あとは、楽しそうかどうかで仕事を選ぶ人!

阿久津 食いっぱぐれなさそうだからといった打算的な理由でエンジニアを選んだ人は合わないかもしれないですね。プログラミングが好きでしかたなくて、ないと生きていけないくらい自分の一部だ! という方はすぐ溶け込めると思います。

田邊 実際、うちのスタッフは休み時間も嬉々として新しい言語の話をしているくらいですからね(笑)。プログラミングの超オタクな方はもちろん、現時点ですごく詳しくなくてもプログラミングを心から楽しんでいて探求心旺盛な方はウェルカムです!

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